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2016.07.23 Saturday

[chapter 221] キン肉マン&がきデカ@BSマンガ夜話 / 吉行あぐり&エイスケ(1923年)/ ガール度高いガール発見/ 毛/ 路地裏/ 山口瞳が宇野千代の文壇回顧録から感じた女性の同化力の凄さ/ あらためて手塚治虫「人間昆虫記」ほか



2016年7月16日(土) バンコク 53歳



2016年7月18日(月) バンコク 53歳



2016年7月19日(火) バンコク 53歳

宇野千代女史のこと


(読書メモ)
山口瞳「旦那の意見」より

…東京新聞に宇野千代さんの文壇回顧録といったようなものが連載されていて、このほうも毎日楽しみにして読んだ。
宇野さんが、東郷青児と同棲していたとき、自然に東郷青児の画風を真似て小説を書いていたという条(くだり)で、私はドキッとした。なるほど宇野さんの小説はそうだったのかと思ったのがひとつと、女というのは、こんなふうに自然にそのときの同棲者に同化してしまうものなのかというのがひとつである。私は驚いた。
(略)
これは宇野千代さんの場合も同様であって、尾崎士郎や東郷青児や萩原朔太郎などの男が出てくるが、肝腎なところが私にはわからない。女の人が書いた自叙伝ふうのものを読むと、私は、いつでも、著者とは別のもう一人の女性がいて、ふふっと笑っているような気がして仕方がない。文章のことだけではない。女は肝腎なことは決して教えてくれない。私は女と話をしていると、すぐにイライラしてしまう。



このくだりから想起したことがふたつ。

(1)日本テレビの土屋敏男プロデューサーが何かに書いていたが「電波少年」で「電波少年的15少女漂流記」をやったとき、出演した女性タレントたちはぎりぎりの極限状況にあっても自分がどう映っているかの「自意識」をはぎとることができなかった。だからモキュメンタリーとして失敗した。男性タレントは追い詰められて容易に精神的に素っ裸になれるのは、猿岩石、矢部太郎、なすび、…を見るまでもなく皆番組として成功しているのに、これはどういうことなのだろう、と。

(2)手塚治虫「人間昆虫記」はまさにこの宇野千代のことを描いているような作品だと思いあたった。手塚先生はどこから作品の着想を得たのであろうか。

…主人公の十村十枝子は、女優、デザイナー、そして作家と、その欲望のまま、まるで昆虫が脱皮を繰り返すかのように次々と華麗な変身を続ける。しかしそれは彼女自身の才能ではなく、彼女に近づいた人間の才能を完璧に模倣したものだった。果たして彼女は神が作りあげた天才なのか、それとも…。
作中の人物名が昆虫に由来するように人間社会を昆虫の社会に模しており、ヒロインが次から次へと他人の特異な才能をコピーしては邪魔になったものを捨てていく様を脱皮に見立てた表現は、若年から昆虫のデッサンを残し、同名の虫を由来にペンネームにも虫の字を入れるほど虫好きの手塚らしい作品といえる(wikipedia)





(今週のおまけ)

スクムビットソイ39にあるマンガ喫茶に住まうネコちゃん。
とても人懐こいが、時たまネズミを咥えて登場するワイルドな気質も持ち合わせているので油断ならん。(2016年7月20日)



休憩時間の終わり、ガール度高い女性と目が合った。(2016年7月20日)

(注)
ガール度とは
http://matome.naver.jp/odai/2137450627299914701



吉行あぐり&エイスケ(1923年)あぐりさん、モダンガールだったのね!




笑った。(ここ数日ぶっ通しでこの番組のYoutubeを観ている。)
2019.07.21 Sunday

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