2012.11.21 Wednesday
[chapter 34] Bicycle House / "Vertigo" Now and Then / ラミュー氏とは誰か / とらやのゴルフボール最中 / チェンマイのローイクラトン祭り / 預言者ヨナほか
タリンチャン区にある私設自転車博物館に行ってきました。
2004-2005-2008-2009-2011-2012 11月15〜21日 圧縮並行日記 *小さい画像はクリックすると拡大表示します | ||
2004年11月21日(土) 東京 42歳 [neta] "VERTIGO" THEN AND NOW 1958 2003 これは面白い! アルフレッド・ヒッチコック監督作品「めまい」に登場する1958年のサンフランシスコ市街のロケーションショットと、2003年現在の同ポジション同アングル写真を比較対照したフォトサイトです。 これを見ると、45年間の月日の移り変わりが現れているのはもちろんですが、2枚の写真を比較して凝視すると、人間の社会的営みについていろいろ考察できるのではないか、と思いました。フラッシュバックによる「めまい」効果も感じられ。 10年ほど前に恵比寿の写真美術館でこれと同じ手法でインスタレーションされた"CRITICAL LANDSCAPE"という展覧会を観たことを思い出しました。100年前と現在の同写真を2枚左右に並べて、地形の変化や人工的建造物や道路など比較対照する展覧会だったの。面白かったわ。 [追記] 同じ街路樹が45年間のあいだに高く伸びているのは何気にじわーっと感動しました。植物は生きているんだ、とか。ヒッチが見た同じ景色をオイラも見てるんだ、とか。 サイトはこちら。 2009年11月19日(木) 東京(タイから帰国中) 47歳 [和菓子] HOLE IN ONE(とらや) 大正時代を研究している友人の女性から戴きました。ゴルフボールの形をした餡最中、洒落てます。家族で美味しくいただきました。1926年に誕生したんですね。昭和天皇が新宿御苑でゴルフしまくっていた頃かしらん。 http://www.toraya-group.co.jp/products/pro02/pro02_003.html 母が丸井太郎主演の「図々しい奴」というドラマの話をしてくれました。とらやをモデルにした店が舞台のドラマだそうです。老舗の和菓子やに丁稚奉公した主人公の立身出世物語だそうな。谷啓さん主演で映画化した作品かな? [関連記事] [ネタ] 銀座ローカル情報〜真っ赤なフェラーリ 本社で借りている駐車場は銀座という場所ゆえ、賃料が6万円もして、当然個人では借りる事はできないのだが、本社では2台分借りている。こないだ駐車場の管理人のおじさんと話をしていたら面白い情報をGETした。これはふだんはメルマガに書くネタなのだが、試験的にこっちのWEB日記の方に書いてみますね。 地下タワー式のその駐車場でうちの会社の隣のブースに入っているのが真っ赤なフェラーリだった。いかにも高そう。 「この車、どこの車だかご存知ですか?」とおじさん。 「えー、わかりません。どこの車ですか?」 「と△や!」 「まじっすか!」 おじさんが言ったのは超有名な老舗の和菓子屋の名前だった。俺達が買った羊羹や最中がフェラーリのハイオクガソリンに化けているのかー!チクショウ、儲けやがって!!って思ったね。 実はその隣にあったセルシオもその和菓子屋の所有らしかった。ホィールベースとか微妙に改造してあって、いかにも金持ちのドラ息子がチャラチャラ乗り回してます的仕様になっていたのね。 でも今に見てろよ俺だって…、とは思わなかった。淡白なあたいです。 …という銀座ローカル情報でした。おじさんもそういう個人情報をほいほい教えてくれるのもどうかと思うけど(笑)。(2003/03/29) 2009年11月20日(金) 東京 47歳 [Live] T美大なう 10年ぶりくらいで来ました。新校舎がたくさんできていて迷子になりました(爆)。卒業から22年くらい経ってます [mixi コメント欄より] (同窓マイミクのAさん) ・あっ、なつかし!本館は変わってないんですね。ほっとした。この丸い滑り止めに何度ヒールをつっかけたことか。。。愛車のカブでは下手すると上りきれない坂でしたなぁ。イイオのカレーが食べたい! (私) ・教務課に用があったので本館に行ったら、絵画科の棟になっていてびっくりしてしまいました!で、近くを通りかかった学生さんに道を訊いたら新しくできた本部棟という建物にあると教えてくれて、探しながらやっと辿り着きました。この本館の建物は1978年の中村雅俊主演の「ゆうひが丘の総理大臣」で学校のロケで使われていましたね。(古すぎる話ですまそww)急坂は健在でしたww。イイオのカレーよく食べました!! 懐かしいっす! 2005年11月19日(土) 東京 43歳 [POV] ぎろっぽん 27時04分、六本木通り 渋滞中。 2005年11月20日(日) [読書] 預言者ヨナ 和辻哲郎「イタリア古寺巡礼」(岩波文庫)より。 今から77年前の1928年、京大助教授の和辻哲郎が官費留学生としてイタリアに行ったとき家族にあてて書いた手紙を編集して本にまとめたもの。壮麗かつ芳醇なイタリア美術体験をみずみずしい筆致で記録してある。 これはバチカンのシスティーナ礼拝堂にあるミケランジェロの「最後の審判」の天井部分にある預言者ヨナ。1ヶ月前に観たときの感動が蘇ってくる。 [追記] 預言者ヨナは大きな魚に呑み込まれた人ではなかったかと記憶しています。 | 1958 2003 2008年11月15日(金) チェンマイ 46歳 [Chiang mai] ローイ・クラトン祭りを体験 12日と13日、タイの伝統行事、ロイクラトン祭りを体験しました。 チェンマイでは初めての体験です。 ロイ・クラトンとは 陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を清めるお祭りが行なわれます。人々は、バナナの葉や紙で作った灯篭を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。 というお祭りです。 ロイクラトンのうたという歌があります。 12月の満月の夜は 河岸まで水があふれて わたしたち男女は とうろう流しの日はほんとうに楽しい とうろうを流して とうろうを流して とうろうを流してから あなたをおどりにさそい出そう とうろう流しの日のおどり とうろう流しの日のおどり 善はわたしたちを幸せにする 善はわたしたちを幸せにする というわけで、こういう灯篭を流しました。 コムファイというバルーンを空に飛ばしています。 チェンマイの上空がコムファイでうめつくされ、幻想的で美しい風景が現われていました。 中の灯りは布にアルコールを浸して燃えている火です。空中高く上がってアルコールがなくなると火が消えて、バルーンの皮がひらひらと落ちてきます。持っている映像機材のスペックが低いので綺麗に映らなくて残念です。 そしてパレード。久々にタイ美人を見たような気がしました。 日本で「灯篭流し」というと、ゆったりとした雰囲気の中、もの静かな夜に虫の鳴き声などバックに川に流すイメージがありますが、タイは日本とは大幅にイメージは異なりました。 ピン川周辺は大音量でタイの曲がかかっていて、橋の上からは爆竹や打ち上げ花火が絶え間なく投げ込まれ、その感興たるや騒音としか形容できないほどでした。お国柄の違いといえばそれまでなのですが、タイ人はしんみりとしたお祭りは嫌いなのですかねー。 川に灯篭を流すとすぐ下流に子どもたちが待機していて、灯篭の中に置いたお賽銭を盗み取る輩がいるのも興ざめでした。 タイ語学校の先生の話では、タイ人はすべてこのお祭りを礼賛しているかというとそうでもなく、大量に出るゴミなどを問題視するエコ的考えを持つ人(インテリ層)も増えてきている由。それはわかるような気がしました。灯篭は下流で役所の人が待っていてすべて回収するんですね。 とはいえ、古代から続く伝統行事の良い部分ももちろんあるので、わたしはロイクラトンに反対する意見には与しません。 友だちと別れ、部屋に戻ろうとマンションのエレベーターを降りると、顔なじみのマンションのスタッフの女性に会い、「今屋上でカラオケやってるからこない?」と誘われて、マンションの屋上に行きお酒を飲みました。タイ人と一緒にわいわい飲んで騒いでとても楽しかったです。そして空には360°全方位視界の中、無数のコムファイがまるで星のようにゆらゆら浮かんでいました。最高の酒の肴でした。 初めてのチェンマイのロイクラトン、いい想い出になりました。 来年も見られればいいなー。 2004年11月15日(火) 東京 42歳 [中国茶] 薫香茶 茉莉仙桃 五洋堂 中国茶典(名茶精選) 原産地・中国 会社で試飲。お湯をかけて蒸らすと花が開くジャスミンティー。味はとてもまろやかで美味しい。形状はちとグロですが。お店でティーポットに入っているのを見たことはあるが。 *当時、日本茶の製茶会社に勤務していました。商社もやっていたので各地のお茶を試飲する機会にも恵まれました。 2012年11月17日(土) バンコク 50歳 尾崎一雄 「芳兵衛」 (1934年) 読了。この短編一作だけ読むと、「心境小説」とはこんなできそこないの(失礼!)小説なのかと落胆する。しかし、尾崎の経歴を見て1930年代から1980年頃まで50年に亘る作家活動で何を書いていたのか、その創作の核となるものに興味を持たないではない | 2011年11月21日(火) チェンマイ 49歳 「Free Willy 4: Escape from Pirates Cove」今始まったところだが以前観た「フリー・ウィリー」というシャチの出てくる映画とは無関係なのかな?主役の少女は性格悪そうでかつ可愛い。上原さくらに似ているナ。 posted at 03:01:44 晴れているが気温が低く寒いので今シーズン初めてマフラーをまいて散歩&朝食へ。バイクに乗ったタイ人はボア付きのジャンバーを着ている人もいる。こちらへ来た当初はタイ人はファッションで冬服を着るのかと思ったら通年過ごすと朝晩の冷え込みは厚着したくなるのだ。ただ観光客は薄着であるが・・・ posted at 10:30:30 私の本名にはローマ字で書くと「CHI」という文字が含まれているのだけれど、タイ人には「チ」と発音されず「シ」と発音されることが多い。 posted at 11:15:10 乾燥しているせいか唇が乾いてひび割れを起こしてきている。薬用リップスティックを買いにいきたい posted at 17:37:56 2011年11月16日(水) チェンマイでは自転車が右折するとき、バイクや自動車と同様に右折レーン、もしくは道路のセンターラインから皆右折するのだが、あれは見ていてとても危ない。こちらの交通法規はどうなっているのだろうか。日本では確実に捕まりますね。確か軽車両は無条件に2段階右折だったと記憶している posted at 01:35:43 映画を観ていると、自動車内での会話のシーンで、運転者が助手席に座った人に話しかける芝居が出てくると、自動的に「わきみ運転→追突事故」というイメージを連想してしまう。長らく自動車で営業の仕事をしていて、何度も事故に遭遇しているのでトラウマになっているのは仕方がないのだが、毎度ドキッとさせられる posted at 01:57:49 マンション1階の洗濯屋のおばちゃんと世間話をしていたら、ドイインタノンは気温1℃で霜が降りたらしい。山のほうは冬が始まったんだな。低温注意報が発令されそう。メーホンソンの奥のほうに「タイのスイス」という異名をもつ場所があるのだが別に雪景色ではなく単に山奥で低温だという理由だけで名づけられたと聞いた posted at 16:36:44 今日はお酒を飲む気分ではなかったのでいつもの居酒屋へは行かず、夕食後のコーヒーを飲んで帰ってきた。 posted at 20:49:05 というかとても疲れている。身体が酒を欲してないことがわかった。 posted at 21:04:22 フォロワーリクエストがどんどん貯まっていくがいっこうに承認も拒否もしないでコレクションする日々が続く。。。 posted at 21:21:43 ケーブルテレビで定期的に放映され何度となくながら視聴をしてきた「ロボゲイシャ」(2010年 井口昇)を初めて真面目に観た。この映画や「吸血少女対少女フランケン」(2009)みたいな日本映画が、タイのケーブルテレビで普通に放送されている状況は何なのだろうかと考えさせられる。 posted at 22:16:41 2011年11月17日(木) 夕食で食したカオソーイのスープの後味が口の中に残っていて離れない。ちょっと不快。歯磨きしても駄目。まぁこういうのは気持ちの問題でもあるのだけれど。(あると思えばある、ないと思えばない) posted at 00:07:39 22℃だが暑く感じる。旋風機をつけている。身体が火照っているのか。低温シャワーして寝よう。 posted at 00:49:17 「ケミカル51」(2001)、サミュエル親父の乗る赤いジャガーのカーチェイスシーンを観ていたら、15年くらい前同い歳の不動産屋の知人にジャガーの助手席に乗っけてもらったことを思い出した。サスペンションが壊れていて轍を通るたび振動が直に尻を直撃した。見てくれだけのとんでもない車だった posted at 06:30:19 4〜5年前にmixiで近況メールを送ってきたが、韓国で仕事しているとのことだった。彼は今何をしているのかな? posted at 06:31:51 眼鏡をかけた女性はかけてるときとはずしたときとで2倍美味しく楽しめると思ったのは、ハワード・ホークスの「三つ数えろ」(1944)のドロシー・マローンだった。その伝統は時を経てアメリカ合衆国の共和党副大統領候補のサラ・ペイリンとそのソックリさんXXX女優のリサ・アンにまで系譜として続いている posted at 17:50:21 SEA Games (東南アジア競技大会)のセパタクロー女子タイ対ミャンマー戦を観ている。面白い。ヘッディングOKだとか、一人が3度までボールを連続してタッチできるとかいうルールがあるのを知らなかった。 posted at 18:34:09 2011年11月18日(金) 私にとってベン・アフレックは覚えられない顔の俳優の一人。あれほど出演映画がたくさん作られけっこう観ているのに顔を記憶しない。ベン・アフレックという人間について知りたいという興味がわかないのである。なんてことを「トータル・フィアー」を何度目かで観ながら思った posted at 06:24:17 髪の毛伸ばして三つ編みにしたいな。ウィリー・ネルソンみたいに。 posted at 08:12:31 左まぶたの下、ぴくぴく posted at 15:28:12 「苦手な人」というのは「嫌いな人」とほとんど同じ意味だと思う。他人に言うとき日本語の表現を和らげているだけに過ぎない。 posted at 16:31:59 爪も髪の毛も伸びるのが速い posted at 17:04:11 久世光彦さんにお会いしたときに聞いた話で印象的だったのは「俺は医療ドラマは撮らない」とはっきり言ったこと。医者でない俳優が手術シーンなどを演じるのはリアリティーが出ないので映像化は無理だと言っていたのだ。なるほど久世さんの作品群には医療ドラマは出てこないわけである。 posted at 17:11:31 2011年11月19日(土) 気温23℃。しかし妙に室内は蒸す。喉がよく乾くのでミネラルウォーターをごくごく飲む posted at 01:00:21 「Devil」(2010)何の前情報もなしに観たが辛口で言うといろいろ不満はあったがまぁ面白かった。原案・製作M.ナイト・シャラマン。オープニングタイトルのケレン味とか観終わったあとの独特の後味とか、この人っぽい感じはした。たぶん日本語字幕版で観ると評価が変わると思う。 posted at 05:39:11 M.ナイト・シャラマンは現在の映画作家の中でもっともき○がいに近い人だと思う(褒め言葉)。 posted at 05:40:19 左の目蓋の下のくぼみがピクピク。 posted at 05:47:21 昨夜はセブンイレブン向かいのムーガタ屋へ行きました。急に肉が食べたくなったからです。でも思いのほか肉はとらず海産物ばかり食べてました。海から離れてるので海老や烏賊が恋しくなってしまったのです。その辺りタイ人化してきたような感じです posted at 05:56:48 例によってムーガタのたれのニンニク成分が口の中いっぱい残っている。 posted at 06:06:20 1週間くらい前に途中から観てタイトルのわからない映画のタイトルを検索しそれが「バーチュオシティ」(1995)だとわかった。若き日のラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンが出演しているのだが、はじめは「なんか似ている奴が出ているな」と思うくらい、その後の二人のネームバリューに似つかわしくないB級作品だった posted at 19:41:19 17時40分ですでに薄暗い。これから食事。 posted at 19:43:16 「オースティン・パワーズ」の何作目かにカメオ出演していたウィリー・ネルソンの三つ編みヘヤーを見て以来、三つ編みにしたい気持ちで頭がいっぱい。 posted at 20:41:49 あと20年も生きられないんだったら好きなことをして死ねたらいい。 posted at 20:44:06 「ファミリー・ゲーム/双子の天使」(1998)リンジー・ローハン12歳の時のデビュー作(当時日本語表記はリンゼイ・ローハン)。オープニングタイトルの「introducing Lidsay Lohan」のクレジットが初々しい。 posted at 21:30:21 「Introducingなんちゃら」ってクレジットかっこいいな。「ハリーの災難」(1955年 アルフレッド・ヒッチコック)のときのシャーリー・マクレーンがそうだったことを覚えている。 posted at 22:09:49 そういえば最近紅茶や緑茶をぜんぜん飲んでないことに気づいた。酒以外の飲み物はコーヒーか水ばかり。 posted at 22:13:10 「お前は黙ってろ!!!」(by 根本敬「人生解毒波止場」より) posted at 23:53:28 |
前に書いたかもしれないが曲中でてくる「ラミュー氏」というのは
横尾さんの「UFO革命」に出てきた、北海道に住んでいる宇宙人のことではないか、
と何十年来の疑問をつぶやいてみる
-- YMO - Rap Phenomena
posted at 21:23:02